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幸福度を高める余暇の過ごし方があった

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忙しい毎日の中でも、ちょっとの空き時間を見つけて自分の好きなことをすると、ほっと一息つけますね。

 

今は趣味もどんどん多様化しているし、様々な余暇活動の情報もインターネットで簡単に検索できる時代です。

 

これまでの研究で、趣味や余暇活動が幸福度を高めることがわかっています。

 

では一体、どんな趣味や余暇活動を選べば幸福度をより高めることができるのでしょう?

 

実際に、幸福度を追求するための様々な行動を調査し、その長期的な効果について調べた研究があります。

 

サマリーをシェアします。

 

2018年、ドイツ 国際マックス・プランク研究スクールのジュリア・M・ローラー氏を筆頭著者とする、幸福度を高めるためのアイデアと、実行による幸福度の変化を調べた研究結果が発表されました。

 

研究では582人の参加者に、幸福度を高めるためのアイデアを記述してもらいました。

 

その1年後に、参加者の幸福度の変化を調査しました。

 

結果、次のようなことがわかりました。

 

1、「友人や家族と過ごす時間を増やす」「社会貢献活動で人助けをする」のような人と関わりを深める方法を考えていた人は、1年後により幸せになっていました。

 

2、それとは対照的に、「禁煙する」「瞑想する」など、他人を巻き込まないアイデアを出していた人は、平均して1年後も生活の満足度が変わりませんでした。

 

3、この研究結果は、人間の幸福にとって、社会的な人との関わりがとても重要であり、すべての幸福の追求が同じように成功するわけではないことを示しています。

 

4、結局のところ、より幸せになろうとすることが、最終的に予想と異なる結果になってしまうことがあるのかもしれません。

 

出典:Psychological Science

 

https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0956797618761660

 

 

つまり、自分の為になることを頑張るよりも、家族と関わったり、社会に貢献したりする為に自分の時間を使う方が、より幸福度が高まるのだそう。

 

そういえば私は以前、マッサージの講習会に参加していたのですが、これが子どもに大好評でした。

 

せっかく学んできた技を忘れないよう、家で子どもにマッサージの練習台になってもらうのですが、「上手になってきた」「ちょっとその技はイマイチだから、次回の講習で覚え直してきて」なんて指摘されることもあって、学びのモチベーションが高まりました。

 

思春期に入ると、親子の会話って少なくなりがちですが、マッサージをしながらの子どもとの対話で、気持ちを聞けた時は嬉しかったですね。

 

一人で黙々と続ける趣味だって楽しいものですが、そこに誰かとの関わりが加わった方が幸福度が高まるというのは、その通りな気がします。

 

家族を応援し、同時に自分も家族に応援される趣味なんて理想的ですね。

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