夫婦の間で、子育てと家事の分担って大きなテーマです。
シングルマザーの私がなぜそんなことを言えるのかというと、職場でよく話題になるからです。
とはいえお家の事情は、それぞれのご家庭により様々なので、単純に他の人と比べるなんて実際には難しい気がします。
そんな子育ての満足度について比較した、海外の研究データを見つけたので紹介します。
アメリカのキャサリン・ネルソン教授らの科学的調査によって、子供を育てる喜びは、辛さに勝ることが示唆されました。
研究結果は次の通りです。
１、子供を持つ親は、子供を持たない大人と比較して、より強く自分の人生を幸福だと感じている。
２、子供を持つ親は、子供を持たない大人と比較して、毎日ポジティブな感情にあふれている。
３、子供を持つ親は、子供の世話をすることで、他の日常的活動よりも多くの喜びを引き出している。
４、上記３つは、特に父親の場合、より顕著である。
出典：National Center For Biotechnology Information
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23201970/
子育ては辛いことの方が多いと感じてしまうことって、確かにあります。
でも、科学的な検証の結果、平均すれば子供達は苦難よりも喜びを与える存在であることがわかりました。
良かったです。
私が驚いたのは、特に父親にとって、その傾向が強いということ。
もしあなたが父親で、幸せで明るく喜びに満ち溢れた人生を望むなら、子育てをすることです。
もしあなたが母親で、夫が子育てに非協力的なら、それは幸せの種を自らドブに捨てているようなもの。
知らないばっかりに、幸せを逃してしまうとは、なんて残念なことでしょう。
それというのも、私が小さい頃の日本では、「男は外で仕事、女は家で子育て」という考え方が一般的でした。
父親が台所に入ったり、子供の世話をしたりするのは恥という考え方すらあったのです。
それは、実はとっても不幸な時代だったということになりますね。
そうはいっても、今さら子育てなんて、、、と思っているお父さん。
子供のためもあるけど、まず自分自身が幸せになるために、思い切って一歩を踏み出してほしい。
仕事で疲れて子育て出来ないって、思い込みだから。
テレビよりも、ゲームよりも、筋トレよりも、子供と関わる方が幸せになれるそうですよ！
そして毎日頑張っているお父さんたち、心から応援しています。
幸せをいっぱいに抱きしめて、お互い子育て頑張りましょう。
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