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直感と分析のどちらを信じるか迷う場合には

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無職のシングルマザーだったJ・K・ローリングの世界的ベストセラー「ハリーポッター」シリーズには、出版にこぎ着けるまでに12の出版社から断られたとの有名な逸話があります。

 

その12社の編集者達は、一体何を根拠に出版を却下したのでしょう?

 

この件に限らず、新しい案件についての判断は、基準が曖昧で不確実性が高いため、どの企画案を選択するかを判断するのは最も困難な決定の1つと言えます。

 

このような場合に、最も効果が高い決断になるのは何かを調べた研究があります。

 

サマリーをシェアします。

 

 

2021年、イギリス キングス・カレッジ・ロンドン キングスビジネススクールのダグラス・C・ウェスト教授を筆頭著者とする、新製品開発プロジェクトを決定する際の選択肢とその結果を調べた研究結果が発表されました。

 

この調査には、デジタル、広告、出版、ソフトウェア産業のマネージャー122名(男性97名、女性25名、平均年齢49.3歳)が参加しました。

 

彼らに、新規プロジェクトへの資源配分をどのように意思決定するか、そしてその結果がどうなったかを尋ねました。

 

結果、次のような事がわかりました。

 

1、彼らが報告した意思決定方法には次のようなものがありました。

 

〔多勢〕最も多くの人が望む選択肢を選ぶ

 

〔経験〕最も経験豊富な人が好む選択肢を選ぶ

 

〔直感〕最もポジティブに感じる選択肢を選ぶ

 

〔分析〕市場調査のデータが示す選択肢を選ぶ

 

2、実際、マネージャー達が最も多く頼りにしていた意思決定方法は〔直感〕でした。

 

3、〔直感〕や〔経験〕に頼った時の精度は、〔分析〕に頼った場合と同程度でした。

 

4、しかし〔分析〕のみに頼った場合、意思決定の精度は変わらず、相当の時間を要するという結果になりました。

 

5、マネージャー達が〔直感〕と〔経験〕の二つを同時に頼りにする場合、意思決定の精度とスピードの点で最高のパフォーマンスを達成することが明らかになりました。

 

6、今回の研究は、〔分析〕に基づいた意思決定がすべての状況で万能ではなく、不確実性に直面したときには精度が上がらない可能性があることを示しています。

 

7、不確実性が極めて高い状況では、〔分析〕はむしろ障害となるかもしれません。

 

8、不確実性が高い状況下では、経験豊富なマネージャーほど、これまでの〔経験〕と自身の〔直感〕を信じるべきと言えます。

 

出典:Psychology & Marketing

 

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/mar.21397

 

 

企業のトップ層の人達も、最終的には緻密なデータや市場調査結果よりも長年培った勘で決めていたとは意外です。

 

なんだか私達とそんなに変わらない気がします。

 

子育てしていると、子どもは日々に成長し後戻りはできませんから、毎日が選択と決断の連続になります。

 

親として間違っていたと後で気がつくこともありますが、あまり落ち込まなくていい気がします。

 

だって、時間とお金をふんだんに費やしてマーケティングリサーチをしている企業のトップですらも、最終的には直感で決めているのです。

 

研究によれば、経験と直感を頼りに判断した場合、最も良い成果を出していたそうですから、もし自分もそうしていた場合には、自分の判断がその時点での最善だったのかもしれません。

 

結果を検証したら、さっと気持ちを切り替えて次に向かいたいものです。

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