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聡明すぎたり、お気楽すぎたりしない人が選ばれる理由

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人がパートナーに望む特徴って千差万別です。

 

ところが、ある社会心理学の研究では、人が将来のパートナーにもとめる4つの特徴を、「知性」「気楽さ」「優しさ」「見た目」と定義づけているそうです。

 

そして恋愛における、各特徴の最適レベルについても研究がなされています。

 

サマリーをシェアします。

 

2018年、オーストラリア 西オーストラリア大学のジル・E・ジニャック博士を筆頭著者とする、パートナーの特性について、ランキング形式で魅力を調べた研究結果が発表されました。

 

研究には214人の大学生が参加しました。

 

参加者に、「知性」「気楽さ」「優しさ」「見た目」のランクが異なる人物像を提示しました。

 

そして仮想のパートナー候補として、魅力をランク付けしてもらい、その平均値を求めました。

 

結果、次のようなことがわかりました。

 

1、「知性」「気楽さ」「優しさ」「見た目」の4つの特性は、いずれもランキングが90%の位置で魅力のピークを示しました。

 

2、ところが、「知能」と「気楽さ」については、ピークよりレベルが高くなると魅力が低下しました、

 

3、「優しさ」「見た目」については、ピークよりレベルが高くなっても魅力は変わりませんでした。

 

4、知性が高すぎたり、お気楽すぎたりする人は、恋愛のパートナーとしての魅力が低下する可能性が示唆されました。

 

5、これは、高すぎる知性は他人を不安にさせることがあり、お気楽すぎる人はのんびりし過ぎに見られることがあるためだと考えられます。

 

出展:British Journal of Psychology

 

https://bpspsychub.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/bjop.12342

 

 

面白い研究です。

 

この研究でいう、ランキングが90%の位置とは、ライバルが100人いた場合、11番目のことです。

 

「知性」「気楽さ」については、1番〜10番にランクインしてしまうと、かえって魅力を損ねてしまう可能性あるとは驚きです。

 

そして「優しさ」「見た目」については、1番〜10番までランクを高めても、11番目との魅力は変わらないとのことです。

 

もし素敵な異性が現れて、良い印象を与えようと頑張っても、場合によっては努力が裏目に出て魅力が低減しているかもしれません。

 

つまり、自分が思う理想の自分を目指すのは考えもので、相手の希望に合わせるのが大切ということ。

 

これには、生物学的な理由や、社会心理学的な理由があると考えられています。

 

たしかに、知性が鋭く聡明すぎると、あんまりモテないということはありそうですね。

 

だって一体、どんな会話をすれば良いのか見当もつきません。

 

同様に、極端にお気楽な人は、恋愛対象としては見てもらえないのかもしれません。

 

おそらく良いお友達関係を続けられると思いますが、それがロマンティックな関係に発展するのか疑問です。

 

ただ、実際の婚活となれば、大勢にモテる必要なんてなくて、たった一人の運命の人と出会えればいいわけです。

 

心理学の研究はあくまで平均値ですので、自分らしいのがベストだと思います。

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