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親から見た思春期の子育て

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私はこれまで様々な子育てセミナーに参加してきました。その一つをシェアします。

 

2018年9月12日(水)に新宿区で開催された「思春期の子供と向き合う」というセミナーです。

 

講演者は、心療内科医の高橋えみこ先生です。

 

先生の長年のカウンセリング経験に基づく内容で、納得感が高かったです。

 

私が特に響いた内容は以下の3つです。

 

 

1、母親の子育てについて

 

女性は、出産したらその日から母親になります。

 

しかし母親の役割は、学ばないとできません。

 

子育ては最初からうまく行かないのが当たり前です。

 

家事と育児と仕事は、そもそも両立しないものです。

 

だから母親が自分を追い詰めないで、気を楽にすることが大切です。

 

2、思春期の子供について

 

思春期の心と体の発達は、昔と比べて体の方が年々早くなっていて、心が追い付いていません。

 

そのため今の中高生は心と体がアンバランスになっていて、感情も不安定になっています。

 

皆、自意識過剰になって、自分の悩みで頭がいっぱいです。

 

それが、親への強い反発として出てしまうのは正常なことです。

 

思春期の子育ては、親にとって試練の時期なので、大変なのが普通です。

 

子供から、親が自分の存在の拠り所であり、ぶつかっていくに足りる素晴らしい人生の先輩であるかどうか?を問われているのです。

 

3、子どもの思春期への親の向き合い方について

 

子供の思春期は、親自身が自分の人生を見つめなおすチャンスです。

 

親の方が子育てを通じて成長させられるのです。

 

もしも子供に「Kusoばばあ。Sheね!」と言われたら、「私、思春期。元気!」と言っていると変換して受け止めるくらいでちょうどいいです。

 

子供の言っていることを真に受けず、同じ土俵に上がらないことが大切です。

 

子供の暴言を、「あら、感情を出せるようになったのね。」と受け流すには、親の気持ちに余裕がないとうまくいきません。

 

子供と対等に張り合わないためには、親の成熟度が問われます。

 

親は不安定な子供と向き合うことで、自分とも向き合い、そこから学んで成長することができるのです。

 

 

私自身、四六時中、子供のことばかり見つめていると、どうしてもアラが目について、頭に血が上り、冷静でいられなくなってしまいます。

 

先生の講演を伺って、「子供をどうしよう?」と悩むのではなく、「じゃあ、私はどうしよう?」と思考を切り替えられたのがとても良かったです。

 

髙橋えみこ先生、どうもありがとうございました!

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